福岡大3位死守 準決勝の敗戦から立ち直った 跡部主将「みんなよく頑張ってくれた」

 「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・男子3位決定戦、福岡大71-51関大」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 優勝1回を誇る福岡大が3位を死守した。立ち上がりから主導権を握り、関大を攻守で寄せ付けなかった。長嶺健監督は「昨日、日本経大に負けて選手たちは落ち込んでいた。でも負けたチームもいる。『(対戦した)九州共立大さん、天理大さんなどのためにも頑張らないといけない』と話し、勝ち切れたのは大きかった」と振り返った。

 準決勝で日本経大との九州対決に60-77で敗れた。長嶺監督は3位決定戦に向けて「日本経大に負けたけど、九州の意地を見せよう」と選手たちを鼓舞。1982年に優勝した経験を持つ実力校が、3位をもぎ取った。

 九州からの参加で旅費や滞在費などがかかるため、今大会は九州からフェリーで約12時間かけて大阪入りした。7試合を戦い抜いたことで、船内泊を含めて9泊目に差しかかる。長嶺監督は「うれしい半面、どうしよう」と苦笑いした。

 主将の跡部(あとべ)晃基(4年)は「昨日のミーティングでも『3位という結果で福岡に帰ろう』と話した。タフな中、みんなよく頑張ってくれた」と胸を張った。勝利で締めくくり、帰りは格別の気分での船旅となる。

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