阿部一二三が5度目の世界一「確実に一番きつかった世界選手権」 五輪3連覇へ「覚悟は決まっている」
「柔道・世界選手権」(5日、バクー)
男子66キロ級の阿部一二三(29)と、妹で女子52キロ級の阿部詩(26)=ともにパーク24=が優勝した。一二三は準決勝で前回覇者の武岡毅(パーク24)に優勢勝ち。決勝はダビド・ガルシアトルネ(スペイン)に一本勝ちして日本男子単独最多となる5度目の頂点。詩は決勝はアリアネ・トロソレル(スペイン)に延長の末に辛勝し、2年連続6度目の大会制覇。優勝回数は日本女子最多7度の谷亮子にあと1と迫った。23年ドーハ大会以来3年ぶりに、兄妹そろって世界一に輝いた。以下、阿部一二三との一問一答。
◇ ◇
-苦戦が続いた。
「体の調子は良かったが、我慢の闘いが続いた。その中でまずは負けないことが大切。今回はこういう試合ができてすごく良かった。練習で幅を広げていきたい」
-5度目の優勝は日本男子単独最多。
「確実に一番きつかった世界選手権。そう簡単には勝てないと思った。でも研究されても勝ち切るのがチャンピオン」
-昨年大会の敗戦から進化した部分は。
「技術と気持ちの部分はすごく成長を感じている。あの負けがなければ、どこかで妥協していたかもしれない。年齢は重ねているけど、自分のレベルはパリ五輪よりも確実に上がっている」
-五輪3連覇へ。
「確実に近づけたかな。今回の優勝はかなり大きい。自分の夢をかなえるために、もう人生をかけてやるしかない。覚悟は決まっている」
