アジア大会、深刻トラブルが続発 国歌取り違え、輸送バス到着せず
4日閉幕した愛知・名古屋アジア大会は国歌の取り違えや選手輸送のバスが到着しないなど、大会に水を差しかねないトラブルが相次いだ。大会組織委員会は釈明に追われ、市民からは批判も。18日開幕のアジアパラ大会で教訓を生かしたい構えだ。
大会関係者が「あってはならないこと」と深刻に捉えたのが、岐阜県で9月18日に行われたホッケー男子の韓国戦で誤って北朝鮮国歌が流れたことだ。韓国選手団は抗議書簡を送り、組織委が謝罪する事態になった。
その後も不手際は続く。バスケットボール男子で、同月20日の決勝を控えた韓国チームに練習会場へのバスが手配されなかった。バレーボール男子では同月28日、パキスタンの選手が宿舎から試合会場へ移動する際、誤ったバスに案内され、試合開始は遅れた。
組織委会長を務める大村秀章愛知県知事は今月4日、名古屋市内で記者会見。輸送の不備を「真摯に受け止め、ご迷惑をかけたアスリートには率直に申し訳なかった」と謝罪した。
