飛び込み・玉井陸斗が銀メダル 「またか」本音も故障明け“ぶっつけ本番”で貫録 自国開催でメダル獲得に歓喜
「アジア大会・飛び込み」(30日、東京アクアティクスセンター)
男子高飛び込みで2024年パリ五輪銀メダルの玉井陸斗(20)=滋賀・立命館ク=が497・20点で銀メダルを獲得した。大久保柊(昭和化学工業)は4位。練俊傑(中国)が501・25点で優勝した。女子3メートル板飛び込みは三上紗也可(25)=鳥取県庁=が332・35点で3位。陳芸文(中国)が358・05点で制した。
エースの貫禄を見せつけた。玉井は、1本目の407C(後ろ踏み切り前宙返り3回転半抱え型)で3位に付けると、その後も水しぶきの立たないノースプラッシュの入水を連発。細かな回転のズレは、鍛え上げた腹筋を使って空中で修正するうまさも光った。最終演技の“必殺技”5255B(後ろ宙返り2回転半2回転半ひねりえび型)では93・60点。高得点をたたき出し、表彰台を確定させた。
パリ五輪に続く銀メダルだっただけに「また銀メダルか」と本音を漏らした玉井。ただ1カ月前に右手首のけんしょう炎を患い、10メートルの練習は1日あたり5本に制限していた中での好結果。この日も“ぶっつけ本番”で臨んでいた。「自国開催でメダルを獲得することができてよかった」とうなずいた。
9月11日に20歳を迎えた。生ビールと日本酒をたしなみ「口に合いませんでした」と大人の階段も上っている。初出場の東京五輪は14歳で、21歳で迎えるロサンゼルス五輪。「羽目を外しすぎることなく、日本人らしく立派な大人と認められるように生きていきたい」と意気込んだ。
