陸上 全種目を終え山崎強化委員長が総括「素晴らしい内容だった」金10個、銀12個、銅10個

 「アジア大会・陸上」(29日、パロマ瑞穂スタジアム)

 全種目を終えた。日本は金メダル10個、銀メダル12個、銅メダル10個を獲得した。山崎一彦強化委員長は「中国は(全部で)39個、金メダルは17個と、過去最高に肉薄した戦いだった。私たちの目標としては、10個金メダルを取りたいという希望的観測だったが、選手のみんなが実現してくれてうれしく思う。素晴らしい内容だった」と大会を総括した。

 女子やり投げの北口榛花や、男子110メートル障害の村竹ラシッドらは、海外転戦の中での出場。調整も難しく、金メダルを逃す結果となったが表彰台は死守。山崎強化委員長は、「世界ツアーの組の方は本当に厳しい状況で100%の力は出せなかったが、その人たちがやはり、アジアのランクを上げてくれた。最低限メダルを取ろうよという雰囲気でやってくれて、その結果が全てにつながった」と活躍をたたえた。

 また、金メダルには届かなかったが、女子1500メートル、5000メートル、10000メートルで3つのメダルに輝いた田中希実については「金メダルを取れなかった中でも、最後まで世界のレースをする。ああいうよな、ラストまでためながら勝負するというのは今までなかった」と評価した。

 日本記録を保持する男子800メートルの落合晃や女子棒高跳びの諸田実咲も、期待に応えて金メダルを獲得した。最終種目だった男子1600メートルリレーも金メダルを取り、最高の形で大会を締めくくった。「金メダルも全部本当に良かった。目標にしているような種目で確実にメダルを取っていくことができた。日本人としてうれしく思った」と振り返った。

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