横審は横綱豊昇龍への決議協議せず「ケガを治して戻ってほしい」優勝の大の里を称賛【大相撲】

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は28日、東京・両国国技館で定例会合を開いた。会見した大森理森委員長(元衆院議長)は両横綱に対し、大相撲秋場所で6場所ぶり6度目の優勝を飾った大の里を称賛し、3場所連続休場の豊昇龍の復活を期待した。「激励」などの決議は協議されなかった。

 7月の名古屋場所後は決議について「その前段階かもしれない。横綱としての姿を見せる責任がある」と両横綱に厳しい姿勢を見せていた。

 この日は12勝3敗で優勝した大の里を「艱難、汝を玉にす」とフランスのことわざを挙げ「綱の責任を優勝で出した。心から祝意と敬意を表したい」とたたえた。優勝力士が6場所連続で12勝3敗であることに「さらに精進して強さと品格を増し、唯一無二、全勝の横綱を目指してほしい」と期待した。

 3場所連続休場の豊昇龍には「ケガを治し稽古を積んで場所に向かってほしい。優勝への道のりを歩む姿で戻ってほしい。ファンの皆さまもそうだと思う」と語った。協議はなかったといい「期待の方が大きい」と説明した。

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