池江璃花子が銅 50メートルバタフライで個人で大会初表彰台 今季最終戦笑顔で締めた「今日は90点を付けられる」
「アジア大会・競泳」(25日、東京アクアティクスセンター)
女子で50メートルバタフライの池江璃花子(26)=横浜ゴム=が25秒97で銅メダルを獲得し、今大会の個人種目では初めてのメダルを手にした。同400メートルメドレーリレーで4連覇を狙った日本(白井璃緒、鈴木聡美、池江、池本凪沙)は2位。男子200メートル背泳ぎで西小野皓大(23)=新東工業愛知=が1分56秒42で金メダルを獲得した。同50メートル平泳ぎで17歳の大橋信(枚方SS)は27秒01で3位となり、平泳ぎ3冠はならなかった。
笑顔で大会を締めくくった。池江は50メートルバタフライで3位に入り、今大会の個人種目初の表彰台に立つと、続く400メートルメドレーリレーではバタフライを泳ぎ、2位に貢献。「楽しかった。今日は90点を付けられる」。前回大会を超える3つ目のメダルを手にした。
初出場は、6冠でMVPに輝いた2018年ジャカルタ大会。その後は白血病を懸命なリハビリで乗り越え、今回で3大会連続の出場となった。獲得したメダルは計13個。28年ロサンゼルス五輪を集大成に定めるだけに「30年大会はないんじゃないかな」。アジア大会は最後だ。「メダル13個。お家に帰って全部並べて写真を撮るのが楽しみ」。穏やかな表情を浮かべた。
今季最終戦を終え、27年世界選手権、そして五輪へ向けた戦いが始まっていく。「大きな試練が目の前に1度来た時に、結果が出なくても自分が最後までやり切ることに意味があると思って今、水泳を続けている。28年までは自分から決めたからにはやり続ける」。飛躍したアジアの祭典に別れを告げ、池江が2年後の夢舞台に進んでいく。
