今季引退の錦織圭キャリア総括「煮え切らない部分ある…でもよく頑張った」思い出の試合と今後ビジョンも明かす
男子テニスの元世界ランキング4位で、今季限りで現役引退する錦織圭(36)=ユニクロ=が25日、都内で会見を行い、プロキャリアを総括した。
日本だけでなくアジアの先頭に立って、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーのビッグ4に加え、ダビッド・フェレールやスタン・ワウリンカら強敵としのぎを削ってきた。けがとも戦いながら、アジア人初の世界ランク10位入りし、最高は4位。錦織は「これだけケガをして、合計すると何年もツアー期間を失っている。四大大会、1000も取れていないので、一番悔いが残るし、他の選手に比べて劣等感、煮え切らない部分はある」と本音を漏らしつつも、「よく頑張ったなというのは本音」と実感を込めた。
一番思い出に残っている試合には、14年全米オープン。「USオープンで決勝にいけたこと。体力もなくてボコボコにやられた決勝戦。特にトップ4の選手とグランドスラムとかで、良い試合ができたことは誇り」とうなずいた。
引退後の活動は、これから模索していく。「これ!というのはなくて、自分の気持ちが落ち着いたら、自分に何ができるのかを探していく」。日本テニスの競技力向上にも意欲を示し、「自分が歩んできた道や、経験をジュニアの選手に共有できたら。日本のテニスが強くなってほしい気持ちはあるので、そこをどう手助けできるか探っていきたいと」と思い描いた。
