競泳 元高校球児が競泳でアジア大会日本新V100バタフライ光永翔音

 「アジア大会・競泳」(23日、東京アクアティクスセンター)

 男子100メートルバタフライ決勝が行われ、光永翔音(しょうおん、21)=中大=は50秒56で優勝した。前半を23秒79の2位でターン。そのまま大きい泳ぎで速度を上げてゴールした。22年に水沼尚輝が記録した日本記録(50秒81)を4年ぶりに更新。銀メダルを獲得した前日の400メートルメドレーリレーでは、引き継ぎで49秒72を記録しており、好調をそのまま個人種目にもつなげた。

 2005年06月28日生まれ、千葉県出身。日大豊山高では幼少期から始めた水泳と、小学生から始めた野球の2つの部活を掛け持ちした。野球では4番を務めて東東京大会で8強入りし、競泳では22年全国高校総体100メートルバタフライで優勝。191センチの恵まれた体格を生かし、“二刀流”で活躍した。

 転機は高3の夏。「練習試合では打てていたのに、自分のスイングができないことがあった。高校までやっていれば先のビジョンとか、どっちが伸びるか分かる。そう考えた時に水泳は確実に伸びる自信があったし、野球よりは確実に世界に行けると考えた」。競泳1本に絞る決意を固めた。

 24年から水泳強豪の中大に進学。今年3月の日本選手権の50メートルバタフライでは日本タイ記録をマークし、同100メートルとともに2冠を達成した。191センチの体格から繰り出されるダイナミックな泳ぎを武器に、競泳を本格的に始め、わずか“3年”で代表入りした。

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