中田璃士 シニア国際大会初戦はホロ苦5位 フリーでミス相次ぐ「悔しい」 ロシア勢から刺激「世界選手権でリベンジしたい」
「フィギュアスケート・木下グループ杯」(5日・田中貴金属アイスアリーナ)
男子はミラノ・コルティナ冬季五輪銅メダルでショートプログラム(SP)3位の佐藤駿(22)=エームサービス・明大=がフリー5位の合計255・92点で2位となった。シニア国際大会初戦でSP首位の中田璃士(17)=MFアカデミー=はフリー7位と崩れ、合計243・15点で5位に終わった。アイスダンスのリズムダンス(RD)で、国際大会デビュー戦の“りかしん”こと紀平梨花(24)=鹿島、西山真瑚(24)=オリエンタルバイオ=組は61・37点で8位となった。
今季からシニアとなり、初の国際試合に臨んだ中田は笑顔なく終わった。SPで首位発進を決めたが、フリーはミスが相次ぎ5位に沈んだ。「去年からレベルアップしたグラディエーターを見せようと思ったけど、見せられなくて悔しい」とうつむきがちにリンクを降りた。
冒頭から4回転サルコー、4回転-3回転の連続トーループは華麗に降りた。しかし、続く4回転トーループが2回転に。リカバリーのため、その後のトリプルアクセルを4回転トーループに変えたが、同一ジャンプの本数制限を超え、0点の判定となった。思いがけないミスに「しっかりルールはマークしていきたい」と反省した、
今大会は、個人の中立選手(AIN)としてロシア勢が出場。「いつもユーチューブで見ている。彼らから学ぶことはたくさんある」と刺激を受けてきた相手だ。今回は負けてしまったが「世界選手権でリベンジしたい」と力を込めた。
「自分の中では全日本だと思ってやった」という今大会。ほろ苦デビューとはなったが「自分は毎回、1位を目指している。明日から気持ちを切り替えて頑張りたい」と前を向いた。
◆中田 璃士(なかた・りお)2008年9月8日、母の出身、英国で生まれた。プロスケーターだった父誠人さんが指導する都内のリンクで3歳から競技を開始。25、26年世界ジュニア選手権連覇。24年全日本選手権2位。MFアカデミー所属。愛知・中京大中京高在学中。趣味はゲーム、野球。168センチ。
