競泳 松下知之が萩野超え10年ぶり日本新 400メートル個人メドレー日本人初の4分5秒台

 「競泳・日本学生選手権」(3日、東和薬品RACTABドーム)

 男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、24年パリ五輪銀メダルの松下知之(東洋大)が、4分5秒83の日本新記録を10年ぶりにマークした。16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した萩野公介の持つ4分6秒05を上回った。

 16年リオ五輪400メートル個人メドレーを制した萩野公介さんのレースを見て、五輪を志した松下。同じ栃木県出身で、大会で会うたびにもらったサインは数知れない。同じモデルのゴーグルは全て購入し、レース日の朝に熱いシャワーを浴びると知ればマネをする。水泳専門誌に特集が載れば、風呂に持ち込んで熟読した。

 24年春から東洋大に進学し、萩野さんを含めて北島康介らを育てた平井伯昌氏の指導を受け、一気に飛躍した。24年パリ五輪で銀メダルを獲得すると、25年世界選手権でも2位。今夏のパンパシフィック選手権では個人メドレー2冠を達成した。

 ◆松下知之(まつした・ともゆき)2005年8月1日生まれ、栃木県宇都宮市出身。兄弟の影響で0歳からベビースイミングを始め、5歳ごろから選手として本格的に泳ぐ。23年世界ジュニア選手権優勝。宇都宮南高から東洋大在学中。178センチ、73キロ。

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