JOC結団式 藤波朱理「旗手の誇りと責任を」佳子さまからお言葉「けがに気を付けて頑張ってください」選手団目標は最多金メダル78&総数218更新

 32年ぶりに日本で開催される愛知・名古屋アジア大会の開幕までちょうど1カ月前を迎えた19日、都内のホテルで結団式が行われた。目標は1966年バンコク大会の最多金メダル獲得数78個と、94年広島大会のメダル総数218個の更新。井上康生団長は「過去最高水準の成績を収めるように努力をしていきたいと思っている。広島大会は1つの目標値。しっかりと戦っていきたい」と意気込みを語った。

 旗手は、24年パリ五輪レスリング女子53キロ級金メダルで、57キロ級代表の藤波朱理(22)=レスター=が務める。同種目の選手がアジア大会の旗手に選ばれるのは、06年ドーハ大会の吉田沙保里さん以来2人目。「旗手に選んでいただいて大変光栄。重みを感じる」。参加した選手、スタッフら選手団549人の前で団旗を受け取った藤波は、引き締まった表情を浮かべた。

 結団式では、秋篠宮家の次女・佳子さまが臨席。「けがに気を付けて頑張ってください」と言葉をかけられた。藤波は「旗手の誇りと責任を持って、自分らしく攻めるレスリングで優勝したい」と気持ちを新たにした。

 大会は9月19日に開幕し、10月4日に閉幕する。自国開催は1958年東京大会、94年広島大会に続いて3度目となる。日本選手団は43競技にエントリーし、史上最多の選手932人が出場。前回の23年杭州大会の772人を大きく上回っている。

 ◆藤波朱理(ふじなみ・あかり)2003年11月11日、三重県出身。指導者の父・俊一さんや兄の影響で4歳からレスリングを始めた。三重・いなべ総合学園高から日体大に進学。中学2年時の17年9月から公式戦は無敗で、153連勝中。世界選手権は21、23年大会で優勝。パリ五輪は53キロ級で金メダルを獲得。現在は57キロ級に転向した。家族は両親と、17年世界選手権銅メダルの兄・勇飛。趣味はおいしいものを食べること。164センチ。

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