東京五輪バタフライ銀の本多灯が危険運転致傷の罪で起訴 飲酒や薬物使用は否定 9カ月間、水連に報告せず アジア大会など辞退
日本水連は7日、21年東京五輪バタフライ銀メダルの本多灯(24)=イトマン東進=が、車の運転中に人身事故を起こし、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で起訴されていたと発表した。飲酒や薬物の使用は否定。パンパシフィック選手権(12日開幕、米国)と、愛知・名古屋アジア大会(9~10月)は辞退した。水連によると、日本代表期間中の刑事事件は初めて。
本多はSNSを更新し、「私の軽率な行動により、被害者の平穏な日常に突然の大きな恐怖を与えてしまったこと、ケガを負わせてしまい、身体的な苦痛を与えてしまったことについて、心から申し訳ないと思う気持ちでいっぱい」と深く謝罪した。
東京地検立川支部によると、在宅起訴は5月27日付。25年11月21日午前8時25分ごろ、東京都多摩市愛宕4丁目の制限速度が時速30キロの道路を、時速88~108キロで運転し、対向車線にはみ出して向かいから来た車両と衝突した。相手に胸の骨を折るなどのけがを負わせたとしている。
本多被告は当事者間の話し合いで済むと判断し、事故発生から約9カ月間、水連に報告しなかった。SNSの投稿では「競技会への出場と、ナショナル合宿等への参加を辞退する」と活動自粛を発表。危険運転致傷の罪で相手を負傷させた場合は15年以下の拘禁刑が科せられるが、25日の初公判の判決を待ち、水連として資格停止処分などの処分を決める。
