スピードスケート・高木美帆さんが国民栄誉賞受賞 記念品は包丁10本セット「日常的に使えるものがいいなと」「何をどの料理に使うのか勉強しないと」

 日本女子最多の五輪メダル通算10個を獲得したスピードスケートの高木美帆さん(32)が4日、首相官邸で国民栄誉賞を授与された。2023年の車いすテニス男子の国枝慎吾さん以来、29例目となった。表彰式後に都内で取材に応じた高木さんは「純粋に速くスケートを滑りたい、世界と戦いたいと思ってやってきた。その過程をこのような形で評価していただけて素直にうれしい。1人ではここまで来ることはできなかった。たくさんの方々が浮かんできた」と語った。

 記念品には、自ら希望した包丁10本セットが送られた。「せっかくなら使えるものを。日常的に使えるものがいいなと考えて、包丁にたどり着いたところがありますね」とリクエストした代物。10種類もある包丁を使うには「何をのどの料理に使うのかを勉強しないといけない」と笑った。

 今後の進路は未定だが「ちょっと前にヨーロッパに夏のバケーションに行って、視野が広がった」と高木さん。「自分のはたらき方とか自分の在り方っていうのを、一般的な引退したアスリートの在り方の型にはめるのではなくて、いろんな可能性を探りながら、先入観を捨てて進んでいきたい」と語った。

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