新体操 フェアリージャパン 演技テーマ「忍者」でロス五輪切符日本勢第1号狙う 田口主将「結果残せるように」8・12開幕の世界選手権3位以上で確定
新体操日本代表が30日、都内の国立スポーツ科学センターで世界選手権(8月12日開幕、ドイツ)に向けた壮行会を開き、集まった保護者や関係者の前で個人と団体の演技を披露した。
団体ではボールを落とすミスも出たが、本番前に緊張感のある演技を経験。主将の田口久乃(東女体大)は「世界選手権までの数日で少しでも改善して、本番では心から楽しんで踊れるようにしたい」と課題を挙げつつ、「ミスが出ても最後までやり切る練習をしてきた。1個のミスがあってもすぐに次の技から入ることができた」と収穫を口にした。
世界選手権では、3位以上で28年ロサンゼルス五輪の切符を獲得できる。今回のボール曲のテーマは「忍者」。黒と紫を使った忍び装束を連想させる衣装を身にまとい、印を結ぶ振り付けなどを行う。「島唄」を使用して優勝した25年大会に続き、日本らしさを前面に出した演技で五輪切符を狙う。
21年東京五輪など日本代表を率いてきた鈴木歩佳前主将などベテラン勢が引退し、現在は平均年齢18歳と若返ったフェアリージャパン。新星チームなだけにミスも出てしまうが、その分、1日10本だった演技を通す練習を30本に増やすなど“気力”と“量”で補ってきた。
24年パリ五輪は出場を逃しており、今回の世界選手権では2大会ぶりの夢舞台を狙う。出場権獲得となれば、同時期に開催されるフラッグフットボール世界選手権(ドイツ)とともに日本勢第1号だ。主将の田口は「世界選手権は通過点。日々レベルアップして最終的には、(ロサンゼルス)五輪で結果を残せるように頑張りたい」と意気込んだ。
