ラクロス女子日本代表 メダルならず…格上カナダに惜敗 中沢姉妹が活躍も妹・ねがい「チームを勝たせられなかった。自分がまだまだ」

 準々決勝のカナダ戦を前に、令和8年熊本地震の犠牲者を悼み黙とうする日本代表の選手と観客=大井ホッケー競技場
 準々決勝でカナダに敗れさえない表情の中沢ね(左)と中沢こ=大井ホッケー競技場
 準々決勝でカナダに敗れ肩を落とす日本代表の選手たち=大井ホッケー競技場
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 「ラクロス・女子世界選手権」(29日、大井ホッケー競技場)

 準々決勝が行われ、前回大会5位の日本は直近3大会連続で準優勝のカナダに延長の末、4-5で敗れ、4強入りはならなかった。5~8位決定予備戦に回り、30日にイングランドと対戦する。中沢姉妹の妹ねがい(米ノースカロライナ大)が3得点し、姉こころも1ゴールを決めたが、延長で決勝点を許した。大会は120年ぶりに復活する2028年ロサンゼルス五輪で採用された6人制ではなく、伝統の10人制で実施。試合前には、熊本県で起きた地震を受け、黙とうがささげられた。

 最後まで粘ったが、ラストの1点を奪われて、肩を落とした。3得点を挙げる大活躍だったサッカー元日本代表DF中沢佑二氏を父に持つ姉妹の妹・ねがいは「チームで本当に勝ちにいった試合だったので、悔しい」と言葉を振り絞った。

 格上相手に必死に食らいつき、第1クオーターの開始11分、ねがいのシュートで先制。リードを守り、第2クオーターに入った。しばらくは膠着(こうちゃく)状態が続いたものの、開始12分で中沢姉妹がゲームを動かした。姉こころからのパスを受け、ねがいがネットを揺らした。

 一進一退の攻防は続き、4-4のまま第4クオーターが終わった。勝負は先に得点を決めた方が勝つ4分間の延長に突入した。だが、一気に強襲されて、決着をつけられて試合終了。ねがいは「結果としてチームを勝たせられなかった。自分がまだまだ」と唇をかんだ。あと一歩で越えられた4強の壁の前に立ち尽くした。

 2022年の前回大会は5位。またしても、同じところでつまずく結果になった。6人制で行われる28年ロサンゼルス五輪へ、課題は見えた。強豪国は、絶対女王の米国で練習に励む選手も多い。「メダルを取るため、勝つためには、トップの選手や国を見ていかないと成長は厳しい」と海外に追いつき、超えるためにレベルアップを誓った。

 5~8位決定予備戦に回るが、くよくよしてはいられない。「今日の悔しい気持ちをそのまま引っ張るんじゃなくて、切り替えてチーム一丸となって勝ち切りたい」とねがい。イングランドとの一戦へ、懸命に前を向いた。

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