バスケットボール JBA島田会長 八村と「距離縮まっている」八村主催の若手育成キャンプと日本協会コラボ「世界を意識する相思相愛の感覚ある」
日本バスケットボール協会(JBA)の島田慎二会長が22日、オンラインで取材に応じ、米プロNBAの八村塁(クリッパーズ)との関係について、「良い関係を維持していると思う。業界全体として世界を意識しているがゆえに、八村選手とJBAの距離はすごい縮まっていると感じている」などと手応えを語った。
8月に八村が開催する次世代アスリート育成プログラム「BLACK SAMURAI CAMP」では、「男子U-18日本代表合宿との特別プログラム」と題し、白谷柱誠ジャック(福岡大大濠高)らアンダーカテゴリー日本代表が招待された。第1回の昨年はなかったもので、今回初めての実現。島田会長は「去年のタイミングではコラボをできなかったが、大幅に改善した。キャンプ自体をJBAとして応援してるし、彼とも話をしている。コラボも簡単ではないが、世界にいかに勝つのかの意識はあるので、そこで合宿をして、プラス八村選手のああいう場。視野が上がったり、世界を肌で感じることの経験値が、大会に臨む上ですごい重要だと理解を示してくれている」と語った。
今回の“コラボ”の構想は半年前から始まり、「どちらかというよりもお互いに」と日本を強くする共通意識の中で、自然と実現した。同キャンプには選手だけではなく、Bリーグの藤田弘輝コーチや、河村勇輝を輩出した福岡第一高の井手口孝コーチらも参加する。
パリ五輪後はJBAと八村との間に軋轢が生じる時間もあったが、28年ロサンゼルス五輪まで2年前を切った今、少しずつ関係は修復し、日本の強化へ手を取り合うまでとなった。島田会長は「日本の若い世代の選手たちに少しでも世界を感じてもらいたいと、八村選手が思うことはJBAとしてありがたい。(コラボは)やりましょうということしか私はないと思っていた」と感謝を示しつつ、「ポテンシャルのある選手たちに手を差し伸べたい八村選手の思いと、われわれが相思相愛というか、そういう感覚があったと思う」とうなずいた。
