豊昇龍のいとこ、朝青龍のおいが勝ち越し決める、天狼星「落ち着いていたのが良かった」【大相撲】
「大相撲名古屋場所・10日目」(21日、IGアリーナ)
東幕下56枚目の天狼星(19)=錣山=が安大翔(安治川)と対戦。上手出し投げで4勝1敗と、幕下では2場所ぶり2度目の勝ち越しを決めた。安大翔は3勝2敗。
自身より40キロ以上重い163キロの突進をいなし続け、左上手を取るや出し投げで膝をつかせた。師匠の錣山親方(元小結豊真将)がテレビ解説を務めていただげに「もっと前に出ろと、親方には怒られると思う。あまりいい相撲じゃなかった。でも落ち着いていたのが良かった」と、少し反省しながら喜んだ。
モンゴル出身で父は新日本プロレスで活躍したブルー・ウルフ。横綱豊昇龍のいとこで、元横綱朝青龍のおい。昨年初場所で初土俵を踏み、幕下に上がるまでは黒星を喫するたび、父や叔父から厳しい言葉でゲキを飛ばされた。
ただ、幕下に上がってからは、厳しさより温かい言葉を向けられるようになった。「気持ちが楽になりました。自分は相撲がやりたくて、自分で決めて入りました。楽しさを持ちながら、頑張ります。あと2番を勝ちたい」と前を向いた。父からはトレーニングなどでモンゴルから助言の連絡を受ける。以前より親子仲は穏やかになったという。
