ノルディックスキー複合が30年冬季五輪除外に 第1回から実施もIOC決定 河野競技本部長「残念の一言」

 国際オリンピック委員会(IOC)は7日、理事会を開き、フランス・アルプス地域で開催される2030年冬季五輪で、1924年の第1回冬季五輪から実施のノルディックスキー複合を除外することを発表した。日本勢がメダル7個を獲得した伝統種目だが、国際的な普及度や人気が改善しなかった。同じく除外が取り沙汰されていたスノーボード・パラレル大回転は存続が決定し、新種目としてフィギュアスケートで女子のみが出場するシンクロナイズドスケーティングの9人制「シンクロ9」などが入った。

 全日本スキー連盟は8日、東京都内で会見を行った。2030年にフランス・アルプス地域で開催される冬季五輪でノルディックスキー複合が除外されることを受け、同種目で2大会連続金メダリストの河野孝典競技本部長(57)は「残念の一言です」と語った。

 同種目は1924年の第1回シャモニー五輪から実施されてきた伝統競技だが、近年は競技人口や集客で飛躍的な向上が求められており、ジェンダー平等の観点から女子の実施がないこともネックとなっていた。

 河野競技本部長は「IOCが評価項目を設定して、評価していた。FISはその評価が上がる努力をしてきたが、それがミラノ・コルティナ五輪では不十分だった」とし、「選手、支えてきたスタッフの目標がこれでなくなると考えたら非常に残念」と肩を落とした。

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