大坂なおみ ストレート負けで4強逃す 苦手芝に手応えあり「まだ伸びしろがたくさんある」

 「テニス・ウィンブルドン選手権」(7日、ロンドン)

 シングルス準々決勝で女子は第14シードの大坂なおみ(28)=フリー=が第10シードのカロリナ・ムホバ(29)=チェコ=に6-7、4-6でストレート負けを喫した。日本女子で1996年の伊達公子以来の4強入りはならなかった。男子は39歳のノバク・ジョコビッチ(セルビア)がフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)をフルセットで下し、4強入り。前回覇者で第1シードのヤニク・シナー(イタリア)も勝ち上がった。

 快進撃は準々決勝で幕を閉じた。大坂は芝コートの巧者に屈し「本当に厳しい試合だった。もっと先まで勝ち進みたかった」と唇をかんだ。

 4回戦では世界ランキング1位のサバレンカを強打で圧倒。だが、途中棄権した前哨戦決勝の相手と再戦となったこの日は「(サバレンカと)全然違うタイプの選手。自分らしいプレーが全くできなかった」と持ち味を封じられた。多彩なショットにペースを乱し、凡ミスは相手より11本多かった。

 ただ、収穫は大きい。苦手の芝への対策として、コーチと磨いてきたフットワークや守備が実を結んだ。「自分にはまだ伸びしろがたくさんある。この大会で優勝するチャンスは十分ある」。涙はなく、手応えとともにテニスの「聖地」を去った。

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