かど番の琴桜が不安11連敗 大の里に歯が立たず 師匠「まあ大丈夫ですよ」【大相撲】
「大相撲名古屋場所」(12日初日、IGアリーナ)
二所ノ関一門の連合稽古が6日、名古屋市天白区の仏地院で行われ、かど番の大関琴桜(28)=佐渡ケ嶽=が2場所連続休場中の横綱大の里(26)=二所ノ関=に11連敗。場所に不安を残した。
差し手を封じられ、右で振られてバランスを崩す場面が目立った。出し投げで転がされた際は、右足首を押さえて表情を曇らせた。それでも続けて3番を取り、完敗の内容で土俵を割った。
師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「本人は『大丈夫』って。あんまり痛いとは言わないけれどもね。ちょっと心配なのは心配ですけれど、まあ大丈夫ですよ」と語った。内容的には厳しかったが「いい悪いじゃなくて、本場所が一番ですから。思い切り当たれるのは良かったと思います。勝ち負けは別として」と語った。
一方の大の里は左肩の故障で2場所連続休場中だが、右差し左おっつけで寄り切る内容もあり「感触はいい。立ち合いも下半身の腰の位置も悪くない」と語った。稽古場は初代若乃花が引退後に興した二子山部屋で使用。その弟子である隆の里、その弟子で師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)に続き、初めて同所で汗を流した。復活を目指す横綱は「由緒ある仏地院で稽古できて良かった」と感慨を口にした。
なお、仏地院関係者によると、横綱として同所で稽古したのは玉の海、2代目若乃花、隆の里、大乃国、千代の富士、北勝海、日馬富士、鶴竜、稀勢の里に続き、大の里で10人目。照ノ富士は間垣部屋時代(当時のしこ名は若三勝)に同所で稽古をしているという。
