元宝富士が号泣断髪式「泣きすぎてコンタクト落とした」 ニューヘアに2男1女の子どもたちが興味津々【大相撲】
「宝富士引退桐山襲名披露大相撲」(31日、両国国技館)
元関脇宝富士の桐山親方(39)=本名・杉山大輔、青森出身、伊勢ヶ浜=が、大粒の涙とともに大銀杏に別れを告げた。約300人が参加した断髪式では、最後は伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)に続いて登場した先代師匠の宮城野親方(元横綱旭富士)が、止めばさみを入れた。
止まらなかった。先代師匠から「誇れる力士だよ」と声を懸けられ号泣。大銀杏が切り落とされ「現役中は褒められることがなかったので、甘い言葉にやられました。泣きすぎてコンタクト(レンズ)を片方落としました」と振り返った。
最後の一番では長男の慶丞(けいのすけ、7歳)くん、次男の凛丞(りんのすけ、6歳)くんと相撲を取った。コロナ禍と重なり巡業で一緒に土俵入りをすることはできなかった。「夢でした。子どもと相撲が取れるまで頑張って良かった」と感慨を口にした。
入門から一度も休場をせず、歴代7位の幕内連続出場990回を記録。青森出身の幕内力士は1883年から143年続いており、その継続に貢献した。「青森の偉大な記録が途絶えないよう、青森の子どもを入門させたい。コツコツ真面目にやる力士を育てたい」と誓った。
理容師により左七三分けをベースとしたニューヘアスタイルに変身した桐山親方。「泣きすぎてコンタクトを片方落とした」と苦笑しつつ「真ん中をふわっとさせて、横を薄くしたらボリュームがあるように見える」と髪形について語った。長男と次男、英莉乃夫人、長女の七凪(なな、4歳)ちゃんとの記念撮影を行った。
現師匠の提案で、先代師匠が止めばさみを入れた。最後は3人で礼を行い、来場者への感謝を伝えた。「いいとこ取りで感謝しています。そんな力士はいなかったのでは。最高ですね」と喜びに浸りながら、後進の育成に視線を向けた。
