前代未聞の代表合宿中の選手逮捕 「27日昼過ぎからは自由行動だった」南部技術委員長 同日20時過ぎに警察から連絡
日本バレーボール協会は28日、開催予定だった男子日本代表シーズン始動会見を中止し、薬物所持の容疑で逮捕された男子日本代表登録メンバーの佐藤駿一郎の一連の件について説明会を実施した。
日本協会の国分裕之専務理事、技術委員会委員長の南部正司氏と、業務理事執行理事の内藤拓也氏が登壇。国分専務理事は「このような事態になりまして非常に申し訳なく思っています」と冒頭で謝罪した。
この日、日本協会は男子日本代表登録メンバーの佐藤駿一郎が薬物所持の容疑で逮捕されたことを発表。逮捕容疑は27日夕、東京都板橋区のパチンコ店で大麻を所持した疑い。
南部委員長によると、男子代表は前日27日に午前中からナショナルトレーニングセンター(NTC)イーストで宣材写真撮影があり、チームとしての予定はそれだけだったという。27日に警察から連絡があり、「内容は個人の所持品から薬物が見つかりましたと。結果的には逮捕に至ったということになります」と説明した。「捜査の内容についてはコメントができない状況なんですけども捜査には全面的に協力する姿勢」と続けた。
佐藤は25日深夜零時過ぎにチームに合流し、26日から合宿に参加していた。南部委員長は「昨日(27日)は宣材写真が終わったのは昼過ぎと聞いている。その後、自由行動ということで、本人の自由時間。実際私が警察の方と話したのは夜の8時過ぎになります」と説明した。
その後、この日午前中に逮捕されたという。
南部委員長はパチンコ店には佐藤だけでなく「数人で行ったという話が。チームメートと一緒に行ってます」と説明。国分専務理事は「本人が外出した時に落とし物をして、その落とし物が警察に届けられて本人の身分がわかるものがあった。取りに行った際に所持品の検査があった」とした。薬物の入手経路については「知り合いから手に入れた、と。警察から聞かないと正式なことはわからない」とした。
一方でNTCに薬物の持ち込みがあったのかについては「警察からの情報しかない。推測だが」と前置きした上で「ルーツをたどると、その時点ではそういう事実がある。外に隠してピックアップしたというわけではないと思う。普通にたどるとNTCに入って外出しているので、持ち込まれていると推測している」との見解を示した。
