バレーボール 石川祐希“4冠”イタリア11季目総括「喜びも心残りも」常勝軍団メンタルを代表還元へ
バレーボール男子の石川祐希(30)が、イタリア・セリエAでの11季目のシーズンを終えて羽田空港に帰国した。
今季は悲願のリーグ優勝を含め、世界クラブ選手権、スーパー杯、欧州チャンピオンズリーグ連覇と“4冠”を達成。しかし、自身は右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷など故障に悩まされ、コートに立てない時間も多かった。「非常に複雑なシーズン。4つのメダルは取れてうれしいけど、喜べる思いと心残りもある」と胸の内を明かした。
この日の取材では「僕はペルージャを離れる」と退団を表明。常勝軍団に所属した2シーズンは「監督が1本も無駄にしない練習(方式)で、練習が試合に生きている。特別なことをやっているわけではなく、練習通りにプレーできていることが強さ。僕たちが勝ち続けられるのか、そういうところを学べた」と実りが多かった。次は代表主将として、常勝軍団のメンタリティーを日本代表に還元していく。
代表活動は26日に合流予定。負傷している右膝は「痛みはある。最初はテーピングしながら最初はプレーすると思う」と正直に明かしつつも、「代表にはいい状態で入れそう」と語った。今季は優勝で28年ロサンゼルス五輪の出場切符を獲得できるアジア選手権(9月、福岡)が開催される。「そこにピークを合わせたい。ペルージャでコーチに立てなかった分、(代表)主将として五輪切符を勝ち取るために使命を全うしたい」と覚悟を燃やした。
