大阪屈指の進学校、国立大出身力士が初勝利「悔いのないようにやりたい」朝力丸は感性信じた作戦変更が奏功

寄り切りで応時山(右)を破った朝力丸(撮影・園田高夫)
応時山(右)を寄り切りで破った朝力丸(撮影・佐藤厚)
応時山(右)を寄り切りで破った朝力丸(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲夏場所・4日目」(13日、両国国技館)

 東序二段10枚目の朝力丸(24)=高砂=が応時山(田子ノ浦)と対戦。寄り切って1勝1敗として。応時山は2敗。

 立ち合いからもろ差しとして、胸を合わせて一気に寄り切った。「もろ差しを狙っていた。もろ手突きで攻めようと思ったが、土俵で相手の雰囲気を見て変えました」と語った。

 大阪屈指の進学校である大阪星光学院から、国立千葉大を経て角界入りした変わり種。先場所までは事前に映像を研究し、作戦を決めて相撲を取っていたが「それはやめました」と話した。「映像と実際では印象が違うことが多かった。向き合った時に考えたことをしないで、後悔することがあった」と説明。自分の感性に重きを置くようになった。

 場所前には高砂部屋に伊勢ケ浜部屋の関取が出稽古に訪れた。朝力丸は伯乃富士のタオル持ちをしていた。「稽古を見て、勉強になったと言うのはおこがましいが、一番一番を考えて取っているなと思いました」と触発された。

 大阪の両親からも応援を受けている。「僕の知らないところで、いろんな人が応援してくれているみたいです。そういう人がいる、ということも忘れないようにしたい」と気を引き締めた。昨年3月の春場所で入門して1年が過ぎた。着々と力士らしくなってきた。「悔いのないようにやりたい」と、残り5番を見据えていた。

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