大の里はやはり休場 二所ノ関親方が状況説明「痛みがあり、状態が上がらない」 名古屋場所に向け「鍛え直していく」
「大相撲夏場所」(10日初日、両国国技館)
日本相撲協会は8日、東京・両国国技館で大相撲夏場所(10日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。横綱大の里(25)=二所ノ関、かど番の大関安青錦(22)=安治川=は休場することになった。
大の里はやはり休場だった。1日の稽古総見で土俵に上がらず、途中で早退。その後も関取と相撲を取るにすら至らなかった。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「状態が上がらない。痛みもある。徐々に良くなったが、バランスが崩れている」と説明した。
昨年九州場所で左肩を痛め千秋楽を休場。春場所は初日から3連敗し4日目から休場した。春巡業も途中離脱。この日、日本相撲協会に「左肩腱板(けんばん)損傷」のため「約1カ月間の加療を要する」との診断書を提出し、2場所連続3度目の休場が決まった。
7月の名古屋場所に向け「鍛え直していく」と師弟で誓ったという。親方は「左から攻めるのが大の里の持ち味。またその攻めが復活できるように」と語った。そして「自分の体と向き合って、成長する一つになってくれればいい。なかなかケガでもしない限り、自分の体を研究したり考えないですから」と、巻き返しを願った。
親方も横綱時代はケガに苦しみ休場を重ねた。初日からの休場を「地獄。一番きついと思う。耐えて、自分と向き合う以外にない。逃げられないから」と思いやった。
