りくりゅうペアがプロ転向表明「これからも2人で」五輪・パラ応援感謝パレード リフト披露に5万人が大歓声
「ミラノ・コルティナ五輪・パラリンピック TEAM JAPAN応援感謝パレード」(25日、日本橋)
ミラノ・コルティナ五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が25日、東京・日本橋で行われた。フィギュアスケートのペアで日本勢初の金メダルを獲得し、現役引退を発表した三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が、今後はプロスケーターとして活動することを明かした。同女子銀メダルの坂本花織(シスメックス)、スピードスケート女子で銅メダル3個を獲得した高木美帆(TOKIOインカラミ)、ノルディックスキー・ジャンプ混合団体銅メダルの高梨沙羅(クラレ)らも参加し、約5万人の観衆に感謝を伝えた。
大逆転での金メダルを手にしたヒーローとヒロインは、約5万人からの大歓声を浴び、幸せそうに笑った。引退を表明した“りくりゅう”。木原は「これからもプロとして2人で頑張っていく」と、氷の上からその姿を届けるビジョンを口にした。
2人の夢は「日本をペア大国にする」ことだ。引退後は指導者になることが目標だとしていたが、木原は「現役中は日本の皆さまの前で演技を披露させていただく機会が限られていたが、プロとして活動させていただきたい」とした。まずは、アイスショーなどで日本のファンに見てもらう考え。「もっとペアを身近で感じていただけるように、いろんなことをしたい」と青写真を描いた。
パレードには約5万人の観衆が押し寄せ、その前でリフトを披露。木原が三浦を高く持ち上げ、ファンに手を振った。三浦は「たくさんの皆さまの目に映るかなという気持ちでリフトしてもらった。私たちはたくさんの方に支えられてこの場にいるんだなと。泣きそうになってしまった」。駆けつけてくれたファンへの感謝をかみしめた。
五輪後には2人でリフレッシュした。中でも、緊張から解放され、坂本とともに北海道で食べたすしが一番の思い出。「かおちゃん(坂本)と龍一くんと3人で。とてもおいしかった」と三浦。疲労からのエネルギーチャージも十分だった。
木原は「もっとペアを知っていただきたい。また今日が何か一つのペアへの入り口になったら」。三浦は「次の世代につないでいけるように、長い時間がかかるかもしれないけど、頑張っていきたい」。日本中を熱狂させた“りくりゅう”が、新たなフェーズへ歩き出す。
