張本智和エースじゃなくてもいい 団体世界選手権金メダルへ心境変化「松島をエースで大丈夫ですと話している」

 卓球の団体戦で行われる世界選手権(28~5月10日、ロンドン)に出場する日本代表が7日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を公開した。パリ五輪代表の張本智和(トヨタ自動車)は、「岸川監督に『世界ランクを見て僕に気を使ってエースで使う必要はないですよ。相手を見て松島(輝空)をエースで使ってもらって大丈夫です』と話している。そこは前回との違いかな」と、気持ちの変化を明かした。

 今回で団体の世界選手権は4度目の出場。「誰かに頼っての団体戦を経験してこなかった。今までは誰かにエースを任せてもいいと思える状況ではなかった」と、10代からエースの責任を背負ってきた。現在は、18歳の松島がWTTチャンピオンズ重慶で世界ランク1位の王楚欽(中国)を撃破するなど覚醒。「松島くんが強くなって安心して任せられるようになったのが一番大きい」。日本に層の厚さが出てきたことで、重圧も分散されてきた。

 張本は「まだまだ全然元気。中学生のような純粋な気持ちがある」と笑いつつ、「22歳で安心して、自分だけじゃないと思えるのは初めてで不思議」と率直な感想も吐露。「僕よりも松島君の方が勝ちやすい相手もいるし、その逆もある。ただただ心強い。僕が2点を取れば絶対に勝てるチームだと思う」と力を込めた。

 大会については「中国、日本、フランスの3つが軸となって動いていく」と予想する。28年ロサンゼルス五輪では団体種目が混合団体しか実施されないため、男子団体の世界一を決めるのは今回の世界選手権のみだ。「中国に勝つ力も五分五分くらいだと思う。世界卓球が爆発しないといけない大会。安定感ではなく全員で金メダルへ出し切る気持ちで、結果だけを求めて頑張りたい」と闘志を高めた。

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