藤沢五月がみせた回転ショット「スピンオラマ」とは 相手への敬意と勝利への賛辞込めた一投 カナダの観客も大盛り上がり
「カーリング・世界選手権」(21日、カルガリー)
準決勝が行われ、日本代表のロコ・ソラーレは地元カナダに苦しい戦いを強いられ、第7エンド終了後に負けを認める「コンシード」をしようとしたが、大会ルールで決勝トーナメントは8エンドまで行わなければならず、ルール勘違いで苦笑い。第8エンドは淡々と進め、最後にスキップの藤沢五月が相手への敬意を込めた回転しながらのパフォーマンスショットで締めくくった。4-11で敗れ、3位決定戦にまわることになった。
試合で日本は氷への対応が後手にまわり、序盤から大量失点。第7エンドに3点を奪われ、負けを認めるコンシードしようとカナダに握手を求めたが、ルール上できないことに気づき、一同爆笑。
気まずい形で第8エンドに突入したが、最後は藤沢が最終ショットで相手の強さへの敬意を込めた回転しながらのショットをみせ、会場を盛り上げ、カナダも拍手。ほっこりした空気が包み込んだ中、第8エンド終了後に改めてコンシードした。
藤沢がみせたショットは「Spin-o-Rama(スピンオラマ)」と呼ばれ、大敗が確定したスキップが相手チームの強さへの敬意と勝利への賛辞の意味を込めて投じる一投。19年日本選手権で藤沢が披露した際には吉田知那美がチームブログで「相手の最高のプレーに見合う、最高のパフォーマンスを。と、カーリング精神がしっかりと根付くカナダでスタートし、ヨーロッパでたくさんのアレンジが加わり、そして文化となりました」と説明していた。





