3敗の2人が敗れ優勝決まった霧島 あと一番勝って締めてほしい 結びの豊昇龍はもっと動いていかないと 武蔵川親方が指摘
「大相撲春場所・14日目」(21日、エディオンアリーナ大阪)
関脇霧島が14場所ぶり3度目の優勝を決めた。大関安青錦の下手投げで2敗目を喫したが、3敗で追っていた琴勝峰が小結熱海富士に押し出され、同じく3敗の横綱豊昇龍も大関琴桜の外掛けに屈した。故障に苦しみ大関から陥落し、新たな師匠の下で成し遂げた復活優勝。特例(陥落場所で10勝なら復帰)を用いない史上3例目の大関復帰への機運を一層高めた。デイリースポーツ評論家で元横綱武蔵丸の武蔵川親方は「あと一番、勝って締めてほしい」と指摘した。
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霧島は立ち合いで強く当たれていなかったね。一歩踏み込んでいるように見えても、先にすぐに安青錦に左下手を取られて、頭を付けられたから。あれだけ低い体勢をつくられたら、相手の上体を起こすのは無理だよ。あとも完全に安青錦のペースだったし。
まあでも3敗の2人が負けて、霧島の優勝が決まった。ここまで全体的にはいい内容の相撲も多かったから、あと一番、勝って締めてほしいね。
結びの豊昇龍はあんな簡単に右四つがっぷりで胸を合わせたらダメだよ。いくら相性が良くても、琴桜は自分より体が大きいんだから。もっと動いていかないと、上手投げにしても、そういつもは決まらないよ。せっかく、今場所は途中まで優勝のチャンスかと思って見ていたんだけどな。(元横綱武蔵丸=本紙評論家)





