堀島行真 貫録V 大技封印も完勝「この勝ち方はすごく良かった」 五輪へ確かな自信「一番いい出来。わくわく感も出ている」
「フリースタイルスキー・モーグル・W杯」(16日、ウォータービル)
第5戦が行われ、男子で北京冬季五輪銅メダルの堀島行真(28)=トヨタ自動車=が85・56点で今季2勝目、通算24勝目を挙げた。平山将大(PAPASU)が自己最高の3位に入り、女子は冨高日向子(多摩大ク)の7位が最高だった。日本は男女ともミラノ・コルティナ五輪の出場4枠を獲得。堀島ら8選手が全日本スキー連盟の派遣基準を満たし、代表入りが確実になった。
ライバル不在だった五輪前最後のW杯で、堀島が金メダル候補の貫禄を示した。大技を封印しながらも、予選から全てトップの得点をたたき出す完勝。3度目となる大舞台に弾みをつけ「すごく落ち着いていた。この勝ち方はすごく良かった」と手応えをにじませた。
氷点下15度前後まで冷え込んで雪面が硬くなり、決勝は日が陰って視界も悪くなった。悪条件を考慮し、第1、2エアとも難度を下げて代名詞のコーク1440(軸をずらした4回転)抜きで勝負。それでも2位に約5点の大差をつけた。
一方で、今大会は第一人者のキングズベリー(カナダ)が出ていない。あくまで勝負は五輪。残された約3週間半は「最後の注意すべき点を探していく時間になる」と言う。
北京五輪は銅メダル。昨季は世界選手権を制し、勝負強さも磨いてきた。過去と比べても「一番いい出来。わくわく感も出ている」。確かな自信を胸に、頂点へ挑む。





