サントリー・ムセルスキーが引退 ロシア帰国へ「子どもはホームカントリーで育ってほしい」高橋藍も驚き
「SVリーグ男子、サントリー3-0東京GB」(4日、Asueアリーナ大阪)
サントリーのオポジット、ドミトリー・ムセルスキー(35)が2025-26シーズンをもって引退することを発表した。試合後、ファンの前で「8年間のご声援に心から感謝しています。今シーズンで引退する決断をしました。ただし、今シーズンはまだ続きます。チャンピオンシップを目指して全力で戦います」とあいさつすると、会場はファンのどよめきと悲鳴に包まれた。
元ロシア代表で2012年ロンドン五輪金メダリスト。ここまで18試合出場で、この日の試合前まで個人総得点リーグ2位の361点、1セットあたりのブロック決定本数リーグ1位の0・70の大黒柱。引退会見では「家族についての理由が一番大きい。子どもはホームカントリーで育ってほしいのがある。子どもの友達や親戚がロシアにいるので、その中で育てたい」と理由を話し、小学5年の長男の教育面などを考えて決断に至ったという。
体力面は「まだ自分のプレーはできるし、もっと見せられると思うが、大切なのは家族だった」と、引退の直接理由ではないとした。「サントリーはホームの雰囲気だった。ロシア国内や他の国でプレーを続けることは考えられなかった」と説明。
1カ月前に決断し、チームメートにも伝えたという。日本代表アウトサイドヒッター・高橋藍は「今年で終わると聞いた時にびっくりしたし、年齢をみてもいつ引退してもおかしくないと思うが、まだやれると自分も感じる」と驚きを隠せなかった。





