バドミントン 元シダマツ松山、緑川組 混合ダブルス初戦は準V「勉強になった」「なにもできなかった」
「バドミントン・全日本総合選手権」(30日、京王アリーナTOKYO)
混合ダブルス決勝が行われ、緑川大輝(NTT東日本)松山奈未(再春館製薬所)組は、渡辺勇大(J-POWER)田口真彩(ACT SAIKYO)組に1-2で敗れた。松山は混合ダブルスに転向後の初戦で、日本一とはならなかった。
第1ゲームは21-15で順調に奪取。ただその後は、ギアを上げた五輪2大会連続銅メダルの渡辺のプレーに圧倒され、逆転負けを喫した。同種目で世界トップクラスの実力を目の当たりにし、松山は「勉強になった。そこを目指していかないといけないと思った」と気を引き締めた。緑川は「気持ちよくさせてしまった。何もできなかった」と白旗を揚げた。
松山は、8月の世界選手権を最後に女子ダブルスを組んでいた志田千陽(再春館製薬所)との“シダマツ”ペアを解消。緑川にオファーを出して新たなペアを結成して「目標は(ペアを)組む時に『五輪メダルを目指して』と話し合って掲げた。連れていけるように。それが私の役割」と、28年ロサンゼルス五輪出場を目指している。





