結成4カ月目の志田千陽、五十嵐有紗組が圧倒的強さで4強入り 初Vへ意欲 五十嵐「去年はシダマツに負けて悔しい思い。今年はチームで」志田「絶対優勝するつもりで」

 「バドミントン・全日本総合選手権」(28日、京王アリーナTOKYO)

 準々決勝が行われ、女子ダブルスでは志田千陽(28)=再春館製薬所=、五十嵐有紗(29)=BIPROGY=組が大澤佳歩、田部真唯組を(山陰合同銀行)を2-0(21-9、21-8)のストレートで下し、4強入りを決めた。

 9月に結成したばかりのペアながら、圧倒的な力で準決勝に進出。初優勝を視界にとらえた。五十嵐は「まだ女子ダブルスは優勝したことなくて、去年シダマツに負けて悔しい思いをした。今年はチームとして優勝できたら」とうなずき、前年は松山との“シダマツ”で制している志田は“連覇”に向けて「9月から結成して、4カ月目ぐらい。他のペアに比べて短い時間だが、チャンスはある。絶対優勝する気持ちでいる」と、見据えた。

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