高木美帆 全日本は3種目出場「どこまで速く滑れるか」「今季の中で一番良いレースを」

 来年2月に行われるミラノ・コルティナ五輪の代表選考会を兼ねたスピードスケートの全日本選手権(26日開幕、長野市エムウェーブ)の前日練習が25日、同会場で行われた。

 22年北京五輪で金を含む4つのメダルを獲得した高木美帆(31)=TOKOインカラミ=は、今大会に出場すれば1000メートル、1500メートルの代表権を確実とする。「メイン種目では、内定の基準はワールドカップでクリアすることができたという前提があるんですけど、(五輪までに)公式戦でレースをできるのは多くても2回。その中でどういう取り組みをするかが大事になってくる」と語った。

 北京五輪で銀メダルだった500メートル、6位だった3000メートルではまだ代表権を得ていないが、エントリーしていた3000メートルには出場しない意向を明かした。500メートルは予定通り出場するとし、「選考会としてどこまで速く滑れるかを意識したい。シーズンは続きますけど、今季の中で一番良いレースを3日続けてしたい」と意気込んだ。

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