初五輪ならずの渡辺倫果「これからのことはもう少し時間をください」一夜明け思い綴る 3度のトリプルアクセル成功も夢舞台届かず

 演技を終えた渡辺倫果(撮影・石井剣太郎)
 フリーの演技をする渡辺倫果(撮影・石井剣太郎)
 フリーの演技をする渡辺倫果(撮影・石井剣太郎)
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 ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会として行われた全日本選手権で7位に終わり、初の五輪出場はならなかった渡辺倫果(23)=三和建装・法大=が22日、自身のインスタグラムを更新。「グランプリファイナル、そして全日本選手権 たくさんの応援本当にありがとうございました。まずは皆さまに心から感謝申し上げます」と感謝を綴り、「そして、これからのことはもう少しだけ時間をください」と記した。

 渡辺はSP、フリーで計3度のトリプルアクセルを決めたが、得点を伸ばしきれず。夢舞台には届かなかった。「リンク中央から見た景色、そして響き渡る歓声と拍手の音は私の宝物です。本当にありがとうございました」と、締めくくった。

 フリー後は「プライド高く掲げてやってきたこの大会、特に自分が納得のいく演技っていうのはできたとは思うんですけれども、ただ、それにまだ点数がついてきていないので、ちょっと複雑な気持ちではあります。たちょっと調子を整理して考えていきたい」と涙ながらに語っていた。

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