高木美帆 五輪500&3000メートルも狙う「体が許す限りはレースに出たい」本職1000&1500メートルは確実

 羽田空港で取材に応じた高木
 帰国後に取材に応じる高木美帆
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 スピードスケート女子で、22年北京五輪1000メートル金メダルの高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=が16日、年内のW杯計4戦を終えて羽田空港に帰国した。第4戦で1000メートルと1500メートルで2冠を達成し、自身4度目となる五輪代表入りは確実。靴のブレードを以前使用していたものに戻したことで手応えをつかみ「試行錯誤しているものが1つ形にできたかな、と実感できたレースだった」とうなずいた。

 ミラノ・コルティナ冬季五輪内定のために出場が義務づけられている全日本選手権(26日開幕、長野市エムウェーブ)は「内定あるなしに(関係なく)挑んでいきたい」と話す本職の1000メートル、1500メートルに加え、500メートルと3000メートルにも出場予定。「体が許す限りはレースに出たい。出る種目は取りに行くつもりでいる」と複数種目の代表入りを視野に入れつつ「最終日の1500メートルは、五輪でも私の種目では最後にある。疲労感がある中で滑ることも大事かな」と、五輪へ向けた予行演習の場とする考えを示した。

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