ショートトラック五輪代表が出そろう 男子4人、女子5人 長森遥南は涙、全日本3冠で猛アピール成功【代表一覧】
日本スケート連盟は14日、来年2月のミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート・ショートトラックの日本選手団を発表した。日本は男子4枠、女子5枠を保持している。
これまでの海外遠征の結果により、男子は宮田将吾(日本通運)、吉永一貴(トヨタ自動車)、渡辺啓太(阪南大職)、女子は中島未莉、平井亜実(ともにトヨタ自動車)、金井莉佳(日大)の計6人がすでに決定しており、この日に東京辰巳アイスアリーナで行われた全日本選手権の結果をもって、残りの選手が決まった。
男子は岩佐暖(きらぼし銀行)が、女子は渡辺碧(トヨタ自動車)と長森遥南(アリエ・シャルパンティエ)が、滑り込みで五輪切符を獲得した。岩佐は「選ばれなかった選手の分も背負って、誇りとプライドをもって戦っていきたい」と意気込み、渡辺は「3回目の挑戦でやっと切符を手にすることができてうれしい。出るからにはチーム一丸でメダルをもって日本に帰ってこられるように頑張りたい」。全日本選手権18年ぶりの3冠で猛アピールに成功した長森は「この場に立っている実感が湧かない。いろんな思いがあるので、精いっぱい頑張るので応援よろしくお願いします」と涙を流して喜んだ。
〈男子〉
宮田将吾(日本通運)
吉永一貴(トヨタ自動車)
渡辺啓太(阪南大職)
岩佐暖(きらぼし銀行)
〈女子〉
中島未莉(トヨタ自動車)
金井莉佳(日大)
平井亜実(トヨタ自動車)
渡辺碧(トヨタ自動車)
長森遥南(アリエ・シャルパンティエ)



