リーグワン 神戸白星発進ならず 本拠地で東京ベイに28-33の惜敗も力示した 光明はNZ勢の躍動

 「ラグビー・リーグワン、神戸28-33東京ベイ」(13日、ノエビアスタジアム神戸)

 開幕し、1部は昨季準優勝の東京ベイが神戸を33-28で下して白星発進した。WTB木田晴斗(26)が2トライを挙げた。東京SGはBR東京に29-15で逆転勝ちした。トヨタは三重に44-33で勝ち、浦安は相模原に27-24で競り勝った。14日は3連覇を狙うBL東京が埼玉、静岡が横浜と対戦する。1部は12チームがレギュラーシーズン各18試合を戦い、上位6チームがプレーオフに進出。決勝は来年6月7日に行われる。

 二転三転のシーソーゲームの末、神戸が敗れた。それでもリーグワンとなっての本拠地開催では最多となる2万207人の観客を集めたノエビアスタジアムで、多くのアピールポイントがあった。

 その一つが、ニュージーランド代表の2人だ。まず魅せたのが、2点を追う前半33分、新加入のCTBレイナートブラウンによる今季のチーム初となる逆転トライだ。その後も相手ディフェンスを翻弄するパスなど「センターとして(技量を)伸ばしていきたいところ」でしっかりと力を見せた。

 後半からは2季ぶり復帰のサベアが戦列へ。一直線に、敵陣に切り込んでいく姿にスタンドが揺れる。「あそこから試合に出るならインパクトを与えないといけない。ただそのあとイエローカードを取られたのは、チームのためにならなかった」と、手応えと反省を口にした。

 最後は「規律のところで」(レタリック主将)隙を突かれての敗戦。ただ主将含め3人のNZ勢が、同リーグ初Vへの大きな推進力となるであろうことは、世に示せたはずだ。

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