実施種別決定は来年6月 30年五輪、複合存続が焦点

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は10日、フランス・アルプス地域で行われる2030年冬季五輪の実施種別、種目や追加競技を来年6月に決定すると発表した。国際的な普及度や人気が問題視されてきたノルディックスキー複合が存続するかどうかが焦点の一つとなっている。

 IOCは「持続可能で、コスト効率の良い大会にすることが最優先」だとした。

 30年大会はアルプスの2地域圏で開催。東部オーベルニュ・ローヌ・アルプは欧州アルプス最高峰のモンブランが有名で、南東部プロバンス・アルプ・コートダジュールでは地中海に面したニースでフィギュアスケートなどを行う。

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