角田夏実 今後の活動「そろそろ発表」大会出場の意欲アリ「試合出たいと思ったけど、練習したらぎっくり腰に…」

 子どもたちと対決した(後列左から)角田夏実、橋本壮市氏、堀川恵氏、丸山城志郎氏(撮影・金田祐二)
 子どもと対戦する角田夏実(撮影・金田祐二)
 子どもたちと対決した(後列左から)角田夏実、橋本壮市氏、堀川恵氏、丸山城志郎氏(撮影・金田祐二)
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 「柔道・グランドスラム東京大会」(7日、東京体育館)

 日本代表と小学生が団体戦を行うエキシビションマッチが実施され、昨夏のパリ五輪女子48キロ級金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が登場した。大きな拍手と歓声に迎えられ、満面の笑み。試合では代名詞のともえ投げを見せ、鮮やかに一本勝ちした。

 その後、取材に応じ、今後の活動について「会社と相談している。そろそろ発表とか、いろいろ手続きをしているところ」と明かした。試合出場も考えて練習もしていたといい、「体と相談して試合に出たいなと思ったけど、練習してみたら痛かったり。(千葉で行われる大会に)エントリーしたけど、ぎっくり腰になった。また仕事で海外にいったりして前日に帰ってくるので…。希望は残しておきたいなというのは自分の中にはあるけど、難しいかなと」と打ち明けた。

 パリ五輪の活躍から人気に火が付き、テレビやイベントに引っ張りだこの角田。選手としては、2月のグランドスラムバクー大会で優勝し、4月には体重無差別で争う全日本女子選手権に出場した。6月の世界選手権や、今回のグランドスラム東京大会の選考対象にもなっていたが、全て辞退している。女子代表の塚田真希監督は「本来であればメンバーに選出される基準を満たしているが、所属と本人(角田)に確認したところ『出場の意向がない』と事前に連絡をいただいた」と明かしていた。

 この日のエキシビションについては、「しっかり戦っていいと言われたんで、ともえ投げをかけさせていただいた」と笑顔。続けて「バックボードとか畳の上に立って、自分が試合に出ていた時のことを思い出した。嫌な緊張感だったり、畳の上の楽しさだったりを改めて感じられた。すごく良い機会になった」とうなずいた。

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