大学ラグビー 関学大、近大に苦戦も勝利 課題多いリーグ最終戦に

 「関西大学ラグビー、関学大40-31近大」(30日、花園ラグビー場)

 関西3位での全国大学選手権出場が決まっている関学大は、課題の多いリーグ最終戦になった。前半は14-10とリード。個人技での突破からのトライもあって一時は10点差以上をつけたが、後半30分すぎに近大のSH渡辺晴斗(3年=報徳学園)に50メートル以上を走られ、ゴールも決まって4点差に迫られた。同ロスタイムに辛うじて1トライを返して勝負を決めたが、今季2勝の近大に終盤まで苦戦した。

 リーグ戦を5勝2敗で終え、全国大学選手権は12月14日の初戦(花園)で九州1位の福岡工大とあたる。順当に勝てば同20日の準々決勝(秩父宮)は関東対抗戦1位との対戦になるため、このままでは厳しい戦いを強いられそうだ。

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