ウクライナの両親涙、九州場所Vの安青錦「おかげさまで優勝することができました」

 大相撲九州場所で初優勝を果たし、大関昇進を確実とした関脇安青錦(21)=安治川=が栄冠から一夜明けた24日、久留米市の部屋宿舎で会見を行った。

 本割で大関琴桜、優勝決定戦で横綱豊昇龍を連破した安青錦。26日に臨時理事会が開かれ、大関昇進が確実となった。

 朝5時まで眠れなかったという安青錦。優勝を決めてから師匠の安治川親方(元関脇安美錦)と千秋楽パーティーで顔を合わせた際を「優勝して、一番報告したかった人。自分これからなんですけど、一つの恩返しができてうれしかったです」と振り返った。

 その千秋楽パーティーに向かう最中の車内で、ウクライナの両親に電話で報告したという。「おかげさまで優勝することができました、と言いました。お母さんは泣いていました。お父さんも泣いていたらしいです」と語った。

 大関として臨む初場所(来年1月11日初日、両国国技館)に向けては「この相撲で上がってきているので、特に変える必要はない。番付を意識せず、自分らしくやりたい」と語っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス