大の里 白星発進 高安を危なげなく寄り切り「落ち着いて対応できて良かった」日本出身力士96年貴乃花以来の年4度目優勝へ 

 「大相撲九州場所・初日」(9日、福岡国際センター)

 両横綱は明暗が分かれるスタートとなった。2場所連続6度目の優勝が懸かる大の里(二所ノ関)は小結高安(田子ノ浦)を寄り切ったが、横綱初優勝を目指す豊昇龍(立浪)は伯桜鵬(伊勢ケ浜)に寄り倒された。伯桜鵬は3場所連続となる通算3個目の金星。休場明けの大関琴桜(佐渡ケ嶽)は若隆景(荒汐)を寄り切り、新関脇安青錦(安治川)は霧島(音羽山)を送り出した。

 危なげない内容で、今年4度目の優勝に向けて白星発進した。高安にいなされても冷静に足を運び、得意の右差し、左おっつけの形で寄り切った。先場所で横綱初制覇を果たした大の里は「落ち着いて対応できて良かった。15日間は長いので、またしっかり集中していきたい」と貫禄を漂わせた。

 結び前の一番で先場所の優勝決定戦を闘った豊昇龍が敗れても、全く動じなかった。福岡入り後は四股、すり足を徹底してきただけに、下半身の安定感は抜群だった。

 10月中旬に行われたロンドン公演の千秋楽では、代表として土俵に上がって英語でスピーチ。公式行事にも次々と出席し「横綱として海外公演に参加したことで、改めて協会の看板力士であると実感した」と最高位の自覚が深まった。

 日本出身力士が年間4度の優勝を果たせば、1996年の貴乃花以来の快挙となる。憧れの存在でもあり「今場所が大事になってくる」と表情を引き締める。横綱昇進を果たした一年を締めくくる場所でも、主役を張る覚悟だ。

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