三浦佳生 五輪切符へ意欲 不振乗り越え表彰台「希望が見える試合だった」 次戦全日本選手権「ベストの姿で」

 フィギュアスケート男子でグランプリ(GP)シリーズ第3戦・スケートカナダで銅メダルを獲得した三浦佳生(20)=オリエンタルバイオ・明大=が4日、開催地のカナダ・サスカトゥーンから羽田空港に帰国。「自分の中で希望が見える試合だった。良い感覚のまま終えられて良かった」と振り返った。

 10月のGPフランス大会では不振に陥り10位。今大会も不安が拭えず、「最初は早く帰りたいという感じだった」という。それでも、目指すミラノ・コルティナ五輪への思いは強い。「ここが踏ん張りどころだと思って頑張った」。スイッチを入れ直し、表彰台に上った。

 五輪出場権をつかむため、次は12月の全日本選手権(国立代々木競技場)へ向かう。「ここから追い込んで、ベストの姿でいけるように」と力を込めた。

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