大坂なおみが勝って涙 左太ももを痛めて治療受けるも逃げ切る コート上でのインタビューは「足のこともあるので」と自ら打ち切り
「木下グループ・ジャパン・オープン女子」(15日、モリテニスセンターうつぼ)
2回戦が行われ、大坂なおみが2-1(7-6、3-6、6-2)で前回覇者のラメンス(オランダ)を下した。
大坂は5-0とリードした第3セット第6ゲームで左太ももの治療を受け、白いテープでグルグル巻きに。痛々しい姿でコートに戻ったが、第6ゲームを失った。
続く第7ゲームもブレークされて5-2に。再び太もものマッサージを受ける際には、表情をゆがめる場面もあった。痛めた足をかばいながらのプレーだったが、第8ゲームをなんとかブレークし、逃げ切った。勝利の瞬間はうつむいて涙を拭き感極まった。
コート上でのインタビューでは「最初から最後までタフな試合で、いろんなことがあって態度に出てしまった。たくさんの方に会場に来ていただいて感謝したい」と話した大坂。2問目の質問には「足のこともあるので」と自らインタビューを打ち切り、「来てくれてありがとう」と英語でスタンドに向かって話し、ファンに手を振ってコートを後にした。





