開業「トヨタアリーナ東京」でB1満員開幕!昨季王者・宇都宮が快勝 比江島「すごく幸せな瞬間」大声援に感謝

 開業した「トヨタアリーナ東京」で行われたA東京-宇都宮による開幕戦
 開幕したBリーグ
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 「りそなBリーグ、A東京56-81宇都宮」(3日、トヨタアリーナ東京)

 東京都江東区の臨海部に3日開業した「トヨタアリーナ東京」でB1が開幕。昨季王者の宇都宮がエース比江島慎(35)の10得点など81-56でホームのA東京に快勝した。新アリーナは全席完売となり、9534人のファンで熱気に包まれた。Bリーグは2016年にスタートし、昨季は総入場者数が過去最多の485万人となった。来年、新たな最上位カテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」が始まるため、現行制度では最後のシーズンとなる。

 真新しいアリーナで、今季も激戦の火ぶたが切られた。開幕戦で白星を飾ったのは昨季王者の宇都宮。チームの日本勢で最多得点の比江島は「しっかり戦えたと思う。プラン通りに進んだので、しっかり勝てて良かった」と振り返った。

 比江島、高島、ニュービル、エドワーズ、フォトゥがスターター。開始早々、ニュービルがチームの今季初得点を挙げると、勢いに乗った。一気にリードを拡大すると、第2Qでは18点差。第4Qでは開始1分で比江島が3点シュートを決めるなど、王者の貫禄を見せつけた。

 この日は、会場となったトヨタアリーナ東京のこけら落とし。観客席はそれぞれのチームカラーである赤と黄に染まった。降り注ぐ声援を全身に浴び、「素晴らしいアリーナでプレーできたというのは、すごく幸せな瞬間だった。記念すべき試合で喜んでもらえて良かった」と笑顔を見せた。

 今季で、Bリーグは開幕して10周年。プロ13年目の比江島は「正直ここまで盛り上がることは想定していなかった」と驚きを隠せない。注目が増す中で「まだまだトップでやり続けたい」と力を込めた。

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