フェンシング 江村美咲 「Zoff」イベントに参加 「洋服に合わせて」メガネ30本でオシャレ好き発揮
フェンシング女子サーブルの江村美咲(立飛ホールディングス)が30日、都内の小学校を訪れ、自身がアンバサダーを務める「Zoff」主催の講演会に参加した。6年生の児童87人に対して競技や道具を紹介し、昨夏のパリ五輪で獲得した銅メダルを披露。「みんなが興味を持って集中して聞いてくれた。笑顔に力をもらいました」と振り返った。
講演会前の「メガネのZoff出張授業」にも参加。江村は視力が1・2もあるとし、「裸眼で戦える状況なのは恵まれている」と語った。ただ、私生活ではメガネを使うことがあり、30本もメガネを持っているという。「洋服に合わせています」と、オシャレ好きな一面も見せた。
24-25シーズンは国際フェンシング連盟ランキングで年間1位に輝いた。日本の女子選手で、サーブルでは初の快挙となり「戦績だけ見たら良かった」と語ったが、3連覇を目指した7月の世界選手権では3回戦敗退。「自分の納得するフェンシングができていなくて、今の課題はクオリティーを高めていくこと」と反省点を挙げた。
来季に向けては、「今、(パリ)オリンピックと今年の世界選手権では思うようなプレーができずに終わっている。そういう舞台で力を発揮したいという面では、次のシーズンも世界選手権に一番集中してピークを合わせたい」と力を込めた。





