豊昇龍は無念V逸 楽日横綱決戦 本割で執念星も決定戦では圧力に屈す 土俵下で唇噛み締める 初日から11連勝も痛恨連敗響く
「大相撲秋場所・千秋楽」(28日、両国国技館)
両横綱による楽日決戦は、優勝決定戦で豊昇龍は大の里に敗れ、横綱昇進4場所目で初の優勝はならなかった。
本割では先輩横綱の意地をみせた。鋭い出足からもろ手突きで機先を制し、大の里を押し出した。13勝2敗で並んだが、優勝決定戦では土俵際で上手投げを放ったが、大の里の圧力に屈した。土俵下で唇を噛み締めた。
豊昇龍は初日から11連勝で単独首位を快走していたが、12日目に安青錦、13日目に琴桜に連敗。それでも14日目は若隆景に立ち合いで右に回り込みはたき込んで白星。執念をみせ、楽日決戦に持ち込んでいた。





