Bリーグ 島田慎二チェアマンが4季目続投「未来に良いパスを出せる2年間に」JBA会長と兼務見通し「(兼務)価値最大化にトライ」

 バスケットボール男子のBリーグが26日、定時会員総会を行い、島田慎二チェアマンの4季目の続投が決定した。任期は2年。都内で開かれた会見では、「8年目でラストの任期という形になる。ここまで多くの方々のお力のおかげでリーグは成長をさせていただいた。引き続き、その成長を止めずに日本代表を強化する観点と、地方創生の地域から日本社会に貢献していくビジョンをしっかり遂行すべく努めてまいりたい。成長を止めずにいけるように。私の代でやりきろうというよりも未来にとって良いパスを出せる2年間にしたい」と所信表明した。

 島田氏は日本バスケットボール協会の会長にも就任する見通し。兼務なら業務時間が割かれるデメリットや、権力が集中してしまう懸念点がある。それを払拭するために今回は、及川美紀さん、岡田優介さん、プロ野球の楽天やサッカーJ1神戸の社長を歴任した実業家・立花陽三氏ら3人が外部有識者枠として新理事に就任。同席した役員候補者選考委員会委員長の野宮拓氏は、「権力集中に対してけん制、監督ができる立派な経営者の方を入れた」と説明した。

 JBAとBリーグの兼任について「兼務なら他の候補者がいいんじゃないか」などの反対意見も上がりながら、何度も委員会を開催して最終判断に至ったという。島田氏は「兼務をすることで推進できることも多々あると思う。代表や、ウインターカップなどさまざまなアマチュア大会とbリーグが連係することでもっと盛り上げていける。ドラフトの連動性もできるんじゃないか。その価値を最大化することにトライしていきたい」と意気込んだ。

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